何卒御ぼしめしニ相叶候品、何なり共被レ遣候得バ、死候時も猶御側ニ在レ之候思在レ之候。何卒御願申上候。
御遣しニ相成候時別紙の通の当所に御達可レ被レ遣奉レ願。猶後日之時を期候。恐惶謹言。
寅極月四日
龍馬
尊兄
膝下
底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日第1刷発行
2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙の写真のキャプションに、(高知 弘松家文書)とあります。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年8月27日作成
2011年6月17日修正
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