「F村での春」「西瓜喰ふ人」「鱗雲」「山を越えて」「昔の歌留多」「藪のほとり」「雪景色」以上七篇、生活の上ではかなり努力したつもりだが斯うして題名をかぞへて見ると大変に空虚を感じる。

底本:「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
   2002(平成14)年5月20日初版第1刷
底本の親本:「新潮 第二十四巻第十二号(十二月号)」新潮社
   1927(昭和2)年12月1日発行
初出:「新潮 第二十四巻第十二号(十二月号)」新潮社
   1927(昭和2)年12月1日発行
※底本編集時に付されたと思われる、表題冒頭の「●」は省きました。
※「私が本年発表した創作に就いて」と題したアンケートへの、「今年発表の作品」との回答です。
入力:宮元淳一
校正:門田裕志
2011年8月1日作成
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