あらすじ
「古事記物語」は、日本のはじまりの物語です。神々が天と地を創造し、国土を形作っていく様子が、生き生きと描かれます。神々の愛憎、争い、そして創造の物語は、壮大なスケールで展開され、読者を古代日本の世界へと引き込みます。特に、天照大神と須佐之男命の兄弟の確執や、大国主神と八十神との戦いは、神話の面白さを存分に味わえるでしょう。

●表記について

・本文中の※は、底本では次のような漢字(JIS外字)が使われている。

その中で皇女、豊※入媛(とよすきいりひめ)が、
御※友耳建日子(みすきともみみたけひこ)という者を
第3水準1-93-12