あらすじ
「無趣味」は、住居に対して特別な思い入れを持たない「私」が、移り住む場所を次々と変えながら、自身の無趣味を語り、周囲の反応に淡々と答える物語です。様々な場所に住みながらも、どこに住んでも同じように感じる「私」の言葉からは、独特のユーモラスな語り口と、世俗的な価値観に対する冷めた視線が感じられます。了
底本:「太宰治全集10」ちくま文庫、筑摩書房
1989(平成元)年6月27日第1刷発行
1998(平成10)年6月15日第4刷発行
底本の親本:「筑摩全集類聚版太宰治全集」筑摩書房
1975(昭和50)年6月〜1976(昭和51)年6月
初出:「新潮」
1940(昭和15)年3月1日
入力:増山一光
校正:土屋隆
2006年1月13日作成
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