あらすじ
大井広介という人物から、きっちり四百五十六字の文章を書いてほしいと頼まれた「僕」は、その無茶な要求に困惑しています。遊び仲間でもない大井広介との間には、何の繋がりもないのに、なぜこんな難題を突きつけられるのか、さっぱり理解できません。彼の「丸つぶし」という言葉にも違和感を感じます。一体、どんな人物なのでしょうか。了
底本:「太宰治全集10」ちくま文庫、筑摩書房
1989(平成元)年6月27日第1刷発行
1998(平成10)年6月15日第4刷発行
底本の親本:「筑摩全集類聚版太宰治全集」筑摩書房
1975(昭和50)年6月〜1976(昭和51)年6月
初出:「現代文学」
1942(昭和17)年6月28日発行
入力:増山一光
校正:土屋隆
2006年1月27日作成
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