龍馬
乙姉様 御本
猶おばあさん、おなんさん、おとしさんの御哥ありがたく拝し申候、かしこ
猶おばあさん、おなんさん、おとしさんの御哥ありがたく拝し申候、かしこ
猶去年七千八百両でヒイ/\とこまりおりたれバ、薩州小松帯刀申人が出しくれ、神も仏もあるものニて御座候
先日中、私の手本つがふあしく一万○五百両というものハなけれバならぬと心おつかいしニ、不レ計も藤藤庄次郎と申人が出し出しくれ候。此人ハ同志の中でもおもしろき人ニて候。かしこ
底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
2003(平成15)年12月10日第1刷発行
2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙の写真のキャプションに、(京都国立博物館蔵)とあります。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年8月26日作成
2011年6月17日修正
青空文庫作成ファイル:
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