参上仕候よし仰聞(おほせきかされ)候。然ニ私方にも唯今長府馬関在番其赤馬関奉行余両人計参居申候。(但シ昨夜出崎仕候由也。)
商会に取組の※(コト、1-2-24)(こと)共次第此度は取定度との事なり。
何か御かまい無之事なれバ、御手書たまハり度、先上件申上候。謹言。
則報
佐々木先生
楳拝
左右

底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙写真のキャプションに、(大洗町 幕末と明治の博物館蔵)とあります。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年8月26日作成
2011年6月17日修正
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