あらすじ
ある日、戸田巡査は、楊の木林で奇妙な光景を目の当たりにします。それは、まるで磁石に引き寄せられるように、小鳥たちが次々と楊の木に群がっていく様子でした。戸田巡査は、その光景に驚き、そして恐ろしい予感を抱きます。一体何が起こっているのでしょうか。楊の木林に隠された秘密とは…。
エレキに魚をとるのみか
鳥さへ犯すしれをのこ
捕らでやまんと駐在の
戸田巡査こそいかめしき

まこと楊に磁の乗りて
小鳥は鉄のたぐひかや
ひとむれさつと落ち入りて
しらむ梢ぞあやしけれ

底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房
   1980(昭和55)年2月15日初版第1刷発行
入力:junk
校正:土屋隆
2011年5月14日作成
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