あらすじ
ある日、会計課では時計の音が響き渡り、窓の外には雪が降っていました。床に落ちたパンのかけらやインクの雫が、静かで忙しい朝の時間を彩ります。そこには、数字と向き合う人々の姿があり、それぞれの想いが交錯しているようです。
九時六分のかけ時計
その青じろき盤面ダイアル
にはかに雪の反射来て
パンのかけらは床に落ち
インクの雫かわきたり

底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房
   1980(昭和55)年2月15日初版第1刷発行
入力:junk
校正:土屋隆
2011年5月14日作成
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