あらすじ
白く澄み切った空を舞台に、百舌鳥が懸命に歌を歌います。その歌声は、まるで誰かを想う切ない恋心を表現しているかのよう。しかし、百舌鳥は一体何を思い、誰を想っているのでしょうか?
  ……たゞかたくなのみをわぶる
    なにをかひとにうらむべき……

ましろきそらにはゞたきて
ましろきそらにたゆたひて
百舌はいこひをおもふらし

底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房
   1980(昭和55)年2月15日初版第1刷発行
※〔〕付きの表題は、底本編集時におぎなわれたものです。
入力:junk
校正:土屋隆
2011年5月14日作成
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