あらすじ
「土をも掘らん汗もせん」は、生きることへの苦悩と、それでも懸命に生きる意志が力強く描かれた詩です。厳しい現実と向き合いながらも、決して諦めず、未来への希望を胸に抱き続ける主人公の姿は、読者に深い感動と共感を呼び起こします。
土をも掘らん汗もせん
まれには時に食まざらん
さあれわれらはわれらなり
ながともがらといと遠し

にくみいかりしこのことば
いくそたびきゝいまもきゝ
やがてはさのみたゞさのみ
わが生き得んと
うしなへるこゝろと
くらきいたつきの
さなかにわれもうなづきなんや

底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房
   1980(昭和55)年2月15日初版第1刷発行
※〔〕付きの表題は、底本編集時におぎなわれたものです。
入力:junk
校正:土屋隆
2011年5月14日作成
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