あらすじ
ある佳人は窓から外を眺めています。そこには七面鳥が二羽、地面を蹴りながら歩き回っています。佳人は、七面鳥に何の花を移植すればいいかと考えます。しかし、七面鳥はそこに座って動かず、あるいは動くことも許されています。佳人は、事務長の気に入りである花のことを考えます。
モザイク成り、
佳人は窓より見るを
何ぞ七面鳥の二所をけちらし窪めしや、
何の花を移してこゝを埋めん
然りたゞ七面鳥なんぢそこに座して動かざれ
然り七面鳥動くも又可なり

なんぢ事務長のひいきする

底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房
   1980(昭和55)年2月15日初版第1刷発行
※〔〕付きの表題は、底本編集時におぎなわれたものです。
入力:junk
校正:土屋隆
2011年5月14日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。