あらすじ
板垣退助の銅像を前に、作者は深く感銘を受けています。夕暮れの静寂の中、凛々しく立つ銅像の姿は、自由を希求した板垣先生の偉大さを物語っています。作者は、銅像を通して、板垣先生の生き様や功績を深く理解し、その精神を受け継ごうとする強い意志を感じています。
(一)たそがれ告ぐる鐘の音に
誘はれて散る木々の葉の
雪は夕日に照りはへて
げに厳めしの銅像や
(二)自由の祖先高知市の
偉人を偲ぶ銅像の
其の勇ましき姿こそ
永き偉人のかたみなれ
(大正十三・一・六)
了

底本:「槇村浩全集」平凡堂書店
   1984(昭和59)年1月20日発行
※著者が、高知市立第六小学校三年生、四年生のときの作品。謄写版刷りの、同校文集「蕾」から、底本に採録された。
入力:坂本真一
校正:雪森
2014年7月16日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。