あらすじ
深い悲しみと切ない想いを込めて、亡くなられた芳賀君への追悼の言葉を紡ぎます。作者は、芳賀君との出会いから別れ、そして永遠の別れに至るまでの日々を振り返りながら、芳賀君の温かさと優しさを惜しみなく、そして力強く表現しています。芳賀君の思い出が、作者の心に深く刻み込まれている様子が、繊細で美しい言葉によって鮮やかに描かれています。きみゆかはわれいしふみをえらはむとちきりしきみはわれにそむきぬ
かくとしらはすへてをおきてやすらかにくらしたまへととかさりしものを
にしへにまれにいみるひとちかきよにたえてなきひとくにはうしなひぬ
みはふりのうたよみをへておくれしとみあとおひけむひとそかなしき
よもすからわれいねかてにあかしつるこのよにきみはかんさりましぬ
みこみまこみなすこやかにさかえいますこゝろやすらにねむりませきみ
了
底本:「近代作家追悼文集成 第二十一巻」ゆまに書房
1992(平成4)年12月8日発行
底本の親本:「國語と國文學 芳賀博士追悼號」至文堂
1927(昭和2)年4月1日発行
初出:「國語と國文學 芳賀博士追悼號」至文堂
1927(昭和2)年4月1日発行
入力:岩澤秀紀
校正:きゅうり
2018年9月28日作成
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