あらすじ
母親への切実な願いが、淡々と、しかし力強く歌い上げられます。大人になった息子は、もはや自転車にも乗りたくないほどに成長したのでしょうか。それでも、母親への愛情は、変わらず深いままです。息子は、一体何を望んでいるのでしょうか。静かな朝の光の中で、その思いは、ますます切実さを増していきます。アンテナは光つてゐようぞ
母よ 三郎はおめざが欲しい
二十三にもなつたので自転車ものりたくない
朝は街のすみにも光つてゐますが
母よ 三郎はおめざが欲しい
了
底本:「沖縄文学全集 第1巻 詩」国書刊行会
1991(平成3)年6月6日第1刷
入力:坂本真一
校正:良本典代
2017年6月25日作成
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