龍馬 謹白
黒龍丸の船将云※(二の字点、1-2-22)の議論もて、其御船を軍艦となし、大炮を積、数年交代しつゝ、且ハ神戸をも守らむといふ。
軍艦といはゞ江戸の外の物ならぬ心より、
右の論に決せむ。九月拾五日、故に左の愁願をなせり。

底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙写真のキャプションに、(阿刀弘敬氏蔵)とあります。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年11月11日作成
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