一筆啓上仕候。然ニ天下勢云※(二の字点、1-2-22)扨肥後兼御心安キ庄村助右衛門度※(二の字点、1-2-22)面会、大兄に御目かゝり度よし。其故ハ云々――此間ハ石田栄吉よりくハ敷申上ル御聞取ニて御返書書奉願候。○何卒、御思召の程御為聞奉願候。謹言。
六月十日
龍馬
木圭先生
才谷
左右

底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙の写真のキャプションに、(宮内庁 木戸家文書)とあります。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年7月28日作成
2011年6月17日修正
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